ストーンペーパー

ストーンペーパー

 

ストーンペーパー(台湾産)

石から生れた石紙(ストーンペーパー)は、台湾龍盟科技股有限公司が開発した石灰石(CaCO3)を主原料とする新素材であり、既存のパルプ紙や合成紙の機能を併せ持っています。
社会貢献への強いメッセージと多機能的な特性、その独自な風合が新たな紙の可能性を創出します。

Max80%の減プラ合成紙
「ストーンペーパー」

ストーンペーパ―は、森林・水質・CO2の削減に貢献します。

 

一般的なバージンパルプ紙1トンを石紙1トンに代替すると、下図のように天然資源保護に貢献できます。高品質の印刷物に価格配慮で挑みます

木を伐採しません

 

水を使用しません

用水/排水 約100トン減

 

燃焼時のCO2発生量

(バージン紙の約半分)

大気廃棄物 107キロ減

ストーンペーパ―の特性

注意点
〇原料にHDPEを使っていることと関係があり、高温に弱く(上限120℃)、従って、レーザー及びトナー形式のコピー機は通せません。(一部機種を除く。)
〇インクジェットは、インクジェット用加工を施したタイプ(=「ストーンペーパーIJ」:RPD、RBDをベースとした後加工品)を選ぶ必要があります。
〇比重がパルプ紙より大きいです。
〇厚みの許容範囲がパルプ紙より大きいです。(±7%)
〇印刷加工の作業性が悪いことがあります。
〇また、異物混入、紙粉等、ロットによる品質のバラツキも散見されます。
〇接着剤も選ぶ必要があります。(ストーンペーパー同士の接着には、溶剤系の接着剤が必要です。)
尚、紫外線に対しては、通常屋外使用でおおよそ1年以降、HDPEの部分に劣化分解が始まり、素材自体がモロくなります。(連続照射試験200時間目から劣化分解。試験時間200〜250時間が屋外暴露試験1年に相当。)この点は、用途により、長所とも短所とも言えます。

短所が多い!?

短所は前述の通り、あくまでもパルプ紙と比較した場合でありまして、もしかすると、パルプ紙とばかり比較するのはナンセンス(無意味)なのかもしれません。
ストーンペーパーは、あくまでもストーンペーパーであり「紙とは似て非なる新素材」なのです。ですから、パルプ紙と比較した短所にばかり目を向けて、可能性を絶ってしまうのではなく、長所を生かした新しい可能性を見つけ出そうとするのが、この素材と向き合う正しい姿勢であると考えます。

ストーンペーパ―製品

ストーンペーパー構成図

ストーンペーパー規格

商品名 寸法 入数 g/枚

米坪
(g/㎡)

RPD(100μ) 945×645 250枚 72 120
RPD(120μ) 945×645 250枚 86 144
RPD(140μ) 945×645 250枚 100 168
RPD(160μ) 945×645 125枚 115 192
RPD(180μ) 945×645 125枚 129 216
RPD(200μ) 945×645 125枚 143 240
RPD(300μ) 945×645 125枚 215 360

 

商品名 寸法 入数 g/枚

米坪
(g/㎡)

RBD(250μ) 945×645 125枚 167 280
RBD(300μ) 945×645 100枚 251 420
RBD(350μ) 945×645 100枚 293 490
RBD(400μ) 945×645 100枚 334 560

 

印刷方式
RPD オフセット印刷 用途:包装紙・一般印刷物・手提げ袋等
RBD UVオフセット印刷 用途:ファイル・パッケージ等

サンプル帳のみ全国無料配送(終了しました)
全紙サンプルは当店への引き取りでお願いします。(十分にテストを行ってください)
ストーンペーパーは非常に魅力的な商品で,逆提案も多い商品です。
ただ、扱いが難しく、シビアな印刷物には向きません。(じゃじゃ馬のようなもんです)
当社は、知りうる限りの情報を案内し、クレーム等には真摯に対応いたしますが、
当社は、使用洋紙以上の保証はいたしかねますので、この点はご了承くださいませ。

 

 

※当社はストーンペーパーの特約販売店です。